豪ドル預金はお得なのか?・その2

by tanabe on February 16, 2005

豪ドル預金はお得なのか?・その1」の続き。

それじゃ、今度は金利の高さが生きるように1年ものの定期預金で考えてみよう。

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豪ドル預金はお得なのか?・その1

by tanabe on February 15, 2005

豪ドル円相場の動きが激しい。 新生銀行のレポートによると、 1ヶ月経たぬ内に、5円の豪ドル高の値動きを見せているらしい。

この動きへの分析として、以下の3つの理由が挙がっている。

  • 人民元の早期切り上げならず
  • 3月にオーストラリア利上げの予想
  • 資源関連企業による豪ドル買い予約

豪ドル預金はお得なのか?

こういった動きに釣られて外貨預金を契約したり解約したりする前に、そもそも高利回りと言われる豪ドル預金(NZドルでも可)はお得な投資先なのかを検証してみよう。

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個人の人生におけるマネープランというルールの変化

by tanabe on September 14, 2004

「めぞん六星の書斎の部屋」さんの「汚い奴らに騙されるな!!マガジンのM・I・Qをぶっ潰せ!!」へのTB.

新しいお金のルールの基本は、個人の人生のマネープランにある。
株取引のシステムが新しいことではない。
この点を作品では見誤っている印象がある。

株式などのシステム的な変化は、例えば麻雀での役が増えたという程度のことだ。
本質的なルールに変化はない。
旧来のロジックしか知らない人は思い通りにはゲームに勝てなくなったというだけのことだ。

『公的年金制度が破綻しきった日本では、
 老後の生活保障を国に期待することはできなくなった。
 そのため一般的な稼ぎの人が老後の生活保障を得るためには、
 積極的な財産運用が必要不可欠となる。』


これが新しいお金のルールである。
つまり株式にしろギャンブルにしろ、自力で現在の年金相当のお金を準備できない人には、
金銭的には非常に厳しい老後を送ることが必然となるということだ。

この視点に立ち、2004年現在で資産運用を考えると、
株式への投資は非常に魅力のある”手段”である、
というのが本質である。

手法がデイトレードであれ、長期保有であれ、
株式売買は手段であり、目的が資産形成であることを見失わなければ問題はない。
結果が全てである。
株の社会的役割もそれほど関係はない。
あくまで視点は個人の人生におけるマネープランベースである。
この視点で考慮すべきは、必要なお金を築けるか、否か。
これでだけある。


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