「発見的教授法」って?

by tanabe on November 24, 2004

東京bullshit」さんで「発見的教授法」って単語を知った。
説明を読んでみたのだけれど、もう一つイメージがつかめない。

アルゴリズムと対比されていることもあり、おそらく答えを導く手順の話で、その手順がロジカルか、より感覚的かという内容のような気がするのだが。

例えば、曲をつくるときの話で、「曲が降ってくる」という状態などは「発見的教授法」的なのかもしれない。
ロジカルにつめて曲をつくるのではなく、窓を開けて、「ふーっ」っと息を吐いて、空を見上げていたら、ふとメロディが浮かんでくるような感覚がして、口ずさんでみる。

一方で、ロジカルに音楽理論からコードを決めて、コードの中でメロディを探って、一番良いメロディを曲として完成させるのはアルゴリズムに則った作曲方法だろうか。

そう捉えると、いわゆる「センス」って呼ばれているものに近いのだろうか。
もしそうなら、それを「いいかげんなもの」として否定し続けてしまってきたことと、それを改めて自分に取り戻したという出来事はすごく大きな体験だったんだろうなぁと感じる。
(と、仮定に仮定を重ねる話が続いてしまった…)


いずれにせよ「発見的教授法」は興味深い概念でした。
正しく知るためにも、原典の『論文の技法(ハワード・S・ベッカー著 講談社学術文庫)』をあたってみるか。


この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます!
興味をもっていただき、しかも、わかりやすく敷衍するかたちで引用していただいて、とても嬉しいです。妙にこそばゆいです。

発見的教授法については、「論文の技法」のなかに、孫引きになるのですが、「すべての人間活動の基本的な特徴」というふうにも書かれていて、ひょっとすると、ここらへんも、僕が惹かれた理由なのかもしれません。

センスを、個人的な才能、というように感じていたので、発見的教授法とはちょっとニュアンスが違うのかなと感じていたのですが、やっぱり違いはないのかな、とも、感じました。僕の文章では、明確になっていないですね、そこらへん。
…すいません、はっきりしなくて。
Posted by sakimartie at November 26, 2004 01:17
はじめまして。
コメント頂き、ありがとうございます♪

東京奇文さんでは、発見的教授法に関する話題が追加エントリで
展開されていますね。

発見的教授法="heuristics"の訳語とすると、
「経験則」とか「経験知」とかいった意味合いになるのでしょうか。

heuristicsとlogicのバランスをとって最適解を目指すのは、
私のようなシステム開発を仕事とするものにとっては永遠の課題です。。
Posted by zep716 at November 27, 2004 05:18