『現代では、製品やサービスについての考え方を
まったく変えることが要求されている。
大切なのは、現に売っているモノとしての製品ではなく、
その製品の周りを包んだ価値の満足感の集合体である。』
現代では、製品やサービスについての考え方を
まったく変えることが要求されている。
大切なのは、現に売っているモノとしての製品ではなく、
その製品の周りを包んだ価値の満足感の集合体である。
「よりよい」ということの意味が新しくかつ深く
なっているときに、「よりよいねずみ捕り」を
つくってもだめなのだ。
もっと深い意味において「よりよい」とは何か、
つまり、顧客が「よりよい」の意味をどう決めているかを
発見する努力こそが、企業の将来を決めるのである。
そこに現代のマーケティングの課題がある。
(セオドア・レビット
「レビットのマーケティング思考法」 1974)