「質問があったらしてください」と言わなくても質問してもらうための4つのステップ

by tanabe on October 21, 2008

はてブで「卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう」というのが挙がっていたので、ぼくがふだんよく使っているツールを紹介しておく。

これはうつを防止するためのツールではなくて、日常のコミュニケーションの中で必要な質問をしてもらうためのツール。企業の中で使っているものだけど、他にも使える場面があるかと思う。

ということで、「質問があったらいつでもしてください」と言わずに質問を受け付けるための4つのステップ。

  1. 今なにをしているの?と聞く
  2. したことの説明を受ける
  3. 受けた説明について、そう考えた理由や今後についての見解を聞く
  4. 最後に、何か困っていることは?と聞く

以上。

詳細の説明は省くけど、それぞれに4つ目の質問が出てきやすいようなトリックが入っているのでバカ正直にこの順で毎日会話をすればいい。

ここに書かれていないことで前提の条件になりそうなこと(心構えとか)もいくつかあるけど、それは以前紹介した「この「聞く技術」で道は開ける」とか「3分間コーチ」とか読むとよいと思う。

ちなみに、「質問があったらいつでもしてください」は「質問がなければ声をかけるな」というメッセージも伝わってしまうので、ぼくは意識的に避けるようにしてます。

今読んだら、元ネタのコメント欄も興味深かった。