技術者として、ビジネスを通して技術者としての自分の価値を社会に還元したいと考える人は、皆この記事を読むべきである。
喜んでもらいたい。認めてもらいたい。そんな気持ちから更なる開発に拍車がかかる。何度かそんなやりとりが続き、もうだめかとあきらめそうになったとき生まれるブレークスルー。「ありがとう」「助かったよ」「すごいね」この言葉の魅力にとりつかれて、再び挑戦への道へ分け入る。
技術者を輝かせるもの
今月のオープンソースマガジンにみねろうさんのコラム(ハッカー養成所のやつ)が載ってるんだけど、すごいいいこと書いてた。
みねろうさん曰く「ハッカーになるには、自分はハッカーであり得るのだと覚悟すること」だと。ハッカーに限らず、何かになりたいと思ったら覚悟をすることだそう。覚悟を決めるというのは、何か難しい仕事がふってきたときに、「今の自分には無理だから」という理由で逃げるではなく、将来自分がイメージするハッカーになったつもりで、それをやってみるということらしい。
覚悟
何にせよ腹を括れば怖いものはない。「腹を括る」というのは「失うかもしれないもの」を確定させる、ということ。言うなれば「引き当て」。あとは、そこから「何をどれだけ得るか」。リスクとリターンの話。
これからは「デザイン」の時代。プロダクトを、サービスを、ビジネスをデザインする。デザインには物語が付いてくる。どれだけ顧客の「共感」を得られるか。不確定な時代には、定量的な評価よりも定性的な評価が重要なこともある。
最近思うこと
半年後にこうなっていたい、という風にまずはゴールを設定する。そこから割り戻してきて、じゃあそのためには、まずどうなっていないと駄目かを考えて、そこに至る方法を考える。こうやってどんどんと現在まで割り戻してきたときに、今の自分と今自分が出来ているべきことのギャップが見えてきます。そこで、そのギャップを埋めるために必要なことを考えて取り組んでいくのです。
きちんと未来につなげるためには、未来と向き合う覚悟が必要です。見たいものだけ見てても何も変わらないです。出来ない理由を並べるのではなく、出来るようになるためにまず具体的に何をやるべきか、を考えるところから始めるのです。未来が今からの逃避の延長では、きっとしょぼくなる一方です。こうなりたい、こうありたい、というゴールを決める。「自分で決める」という行為はモティベーションを超えます。リスクに向かい合う覚悟を作ります。まずは当座のゴールを決める。そこからはじまるのです。
ゴールから割り戻して考える
語るべきエピソードなしで成功という結果だけ掴んでしまうと、そこには「対等な関係を結ぶに足る人間が誰もない」「出会う人間がアホしかない」という荒涼とした世界が広がっているのだ。
「一日も早く成功しようとして努力することは...」
セイフティネットがない中で、家族とキャリアとパーソナル・ファイナンスのバランスをどう取るのか
「やりたくないこと」「やるべきではないこと」は、目先の損得にまどわされずに徹底的に断わり続けるという根性がないと、タイムマネジメントは絶対にできない。でもそれができると一日はものすごく長くなる。たくさんのことができる。そこにしかサバイバルの活路はないのである。
ロジャー・マクナミーの講演「The New Normal - Career, Family & Personal Finance」を読む