世界で何が起ころうとしているのかが見える場所に行け。シリコンバレーなら、まずはGoogle。GoogleがダメだったらApple。いやYahoo かな。Oracleだっていい。シアトルならMicrosoftだな。こういうところは皆、「a great vantage point」((見晴らしのきく地点、よい観戦場所)なんだ。そういう会社で職を得れば、世界でこれから何が起ころうとしているかが皆見える。the next big thingが来たとき、そこに陣取っていれば、見ることができる。
若者はバンテージポイント(有利な場所)でキャリアを磨け
こんな話があります。ある企業のウェブアプリケーションエンジニアと数人で会話しているときのこと。「昨日○○というサービスをオープンしたよ。」「おお、あの規模のサービスだし結構時間かかったでしょう? 半年ぐらい?」「いや、フレームワークあるし三日くらいかな。」
彼らは私と同年代のソフトウェアエンジニアでした。環境こそ違えど、手がける仕事のドメインにそこまでの違いはないはず。しかし、ふとした会話の中にあったスピード感の違い、そして自分が日ごろ行っているプロセスとの違いに圧倒されたのは言うまでもありません。それが良いとか悪いとかいうことではなく、違う世界はすぐそこにあるのだなと実感させられた瞬間でした。
人との出会い、不連続な成長が作るキャリアパス
SE時代の上司と同僚と飲み。彼らの仕事環境、ビジネス、技術状況が2年前とほとんど変わっていないことに正直驚いた。やはりスピード感が違うのか、いまひとつ会話が成り立った気がしなかった。
企業ユースの世界ではいまだにウォーターフォール型で、人月商売の開発が行われいます。まあ、それでユーザー側もベンダー側もそれでビジネスが成り立っている以上、それはそれでいいのかもしれませんが、なんか引っかかります。
どーすんのよ、俺。