リーンソフトウェア開発がとっても良書

by tanabe on March 05, 2007

リーンソフトウェア開発を読んでいる。長い間書棚の肥しにしていたのだけど、正直バカだった。すばらしい内容。

読みながら、デブサミ2007での羽生さんの講演を思い出す。「スタロジはウォーターフォール」はある意味でブラフで実は最もLeanに近いところを狙っているよなぁと思う。語義に惑わされず原義の宣言に戻れば agile でもあるし。ウォーターフォールってのは、単に「イテレーションベースでインクリメンタルな開発はしていない」っていう手法の問題だよな。

読んでて初めて気づいたけど、リーンソフトウェア開発って平鍋健児さんが共訳している。何にしてももっと早く読んでおけばよかったな。

リーンソフトウエア開発〜アジャイル開発を実践する22の方法〜
メアリー・ポッペンディーク トム・ポッペンディーク 平鍋 健児 高嶋 優子 佐野 建樹
日経BP社 (2004/07/23)
売り上げランキング: 99757


この記事へのトラックバック
私が影響を受けているブログ「満足せる豚。眠たげなポチ。」を見て購入。 率直な感想、「アジャイルって素晴らしい!」 システム開発で何が無駄ってあのドキュメントの量。 サービスインしたら見なくなるし、品質確保にも本当に役に立っているかどうか疑問です。 ....
リーンソフトウェア開発【インターネット2.0的】at April 04, 2007 23:55