はぶさんの WEB+DB PRESS Vol.21 のセルフ焼直しが素晴らしい。
以下、個人的ポイント。本文の要点ではないのであしからず。
ポイントその1。
ですが、それとは別にインスタンスライフサイクルを示すためのIdentifierの導入が必要だといってるのです。
中々すべてを得心できず、「我ながらあったま悪いなぁ〜」と思いながら、WEB+DB PRESS 読みまくったことを思い出します。けっきょく CRUD と One Fact in One Place の話だというのを理解するのに何十回と読むことになりました。
ポイントその2。
また実際の運用に入ったら、コード体系変更のリスクが予想以上に高いことに気付きます。疎結合を考えたときに、ID導入は実利として有効です。
ほんとに。考えて調整して運用で回避して、あるいは回避するためのアドホックなコードを練り込んで。
ってコストを考えると、考えずにとりあえず ID にしときゃいいじゃん。それでほとんど考えずに流れ作業的に解決できるじゃんと思います。
考えるコストと調整するコストってのは馬鹿にならないです。
判断の DRY 重要。
ポイントその3。
なので業務フローの定義ってのが本当に重要になる。それはデータフローじゃないんです。データが流れるんじゃなくてデータの状態が業務フローに沿って遷移していくということです。
あー、これはすごいわかるなー。
ってことで、最後は DHH の Why bother? で締め。(スライドの「これでよくね?」は名訳。)
そして、あえてこっちをおすすめする。
Web+DB press (Vol.21)
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と、思ったらもう在庫切れなんですね。総集編もないようだし。おとなしく ERDレッスン をおすすめしておきます。