ソフトウェアは携帯のカメラのように部品産業化する?

by tanabe on September 01, 2005

Bloglinesやdel.icio.usをウェブサービス経由でデータサーバーとして使ったり、Railsのような形でソフトウェア開発にもチープレボリューションの波がやってきたり、というのを見ていると、もしかしてソフトウェアには部品化の波が来ているのかもしれない、とか考えている。ソフトウェア設計でいうような部品化というよりも、文字通りパーツとしての部品化。

携帯電話にカメラが組み込まれるようになって、カメラ産業という産業がカメラという部品を提供する産業へとルールが変わったように、ソフトウェアも部品化されることで何か変化するルールがあるんじゃないだろうか。

del.icio.usもBloglinesもASP事業だと思って競争していたのが、実は部品産業の中で争うようになる。そうすると、部品を統合して有意味な製品化するところがきっと出てくる。

そうなったときに、現在のような広告による収益モデルはルールを変えざるを得ないだろう。そして、きっと何か新しい世界にあった収益モデルが出てくるに違いない。それがGoogleから出てくるか、MSから出てくるか、それとも今は誰もしらない誰かさんが次代のGoogleになるのか。

部品産業のBloglinesやdel.icio.usの競争力は、使いやすい部品であることと使う価値のある部品であることだろう。つまり、いかに価値のあるデータを自分に集めるか、そしていかに他者が使いやすいインターフェースを公開するか。Web上でスケールさせられないデータは無価値になるんじゃないか?

なんてことをぼんやりと妄想してみたりした。

ちなみに妄想の種になったのは、「Bloglines を Gmail で読む」だったり、「del.icio.usをスムーズに検索するdel.icio.us direc.tor」だったり、「XMLはメタデータというより生データとしての利用価値が高まりつつあり、AjaxによるUIの切り離しがそれを加速する」だったり。