ぼんやりと見えてきたインターネットOSの姿

by tanabe on June 16, 2005

メモ。

「Googleはインターネット時代のOSとなる」という発想を実感してきた。

ただ、ちょっと違っているのはOSはGoogleではない。

 

家に帰る、PCを起動する。寝るまではほとんどの時間でPCを使っている。

やっていることと言えば、Gmail、Bloglines、del.icio.us、livedoor blog、Google、Wikipedia、FC2アクセス解析、はてなブックマーク、オンライントレード。

使うのは、ブラウザ。これだけだ。

 

GoogleOSではない。ただ、それでもインターネットOSということは十分できそうだ。

なぜなら、これだけのことなら別にPCでなくても良いし、Windowsでなくてもよい。

快適なユーザーインターフェースと画面、WWWへの窓があればそれで事足りてしまう。

たまたま今はそれがPCであるというだけだ。

 

そうやって考えると、中々興味深いサービスをGoogleが始めている。

CNET Japan 「グーグル、パーソナライズ可能な新ホームページを公開」 (2005/05/20)

このニュースが流れたときの受け止め方として、MyYahooのようなポータルをGoogleも始めたという受け止め方が主だったように覚えている。

ただ、私が考えているのは、上記で挙げたようなWeb2.0系の新しいサービスを統合するための土台、インターネットの入り口として、どうしてもこのサービスが必要になったということなんじゃないかということだ。

 

下記は、昔懐かしい梅田望夫氏の[梅田望夫・英語で読むITトレンド]から関連しそうな話題を集めてみた。

PCに残る仕事、残らない仕事 (2004年07月12日)

Desktop Linuxの可能性とGoogle (2004年06月24日)

「Google PC世代」という考え方 (2004年06月21日)

オライリーのインターネットOS論 (2004年01月20日)

GoogleはインターネットのOSになるか (2004年01月07日)

改めて読み返して、特に興味深いのは「GoogleはインターネットのOSになるか」のこのフレーズ。

こうして、新しいサービスと共に、Googleは、他の誰かのパイを少しずつ切っては持っていく。そういう行為の積み重ねが、この記事の冒頭に示された「an all-Google world」というわけなのである。

Googleはいたるところに遍在するミドルマンとなるゆえ、インターネット上で商取引を行なうすべての企業にとっての明確で目に見える危険になっている。この遍在するミドルマンというビジョンは、ヤフーだってマイクロソフトだってAOLだって、ずっと目指してきたことだ。そしてそのビジネスモデルは広告収入に頼るのも同じ。ではGoogleと他者の違いは何か。

Googleの特徴は、極めてシンプルな同じインターフェースですべてのことに処することだ。Googleは、ユーザ、カスタマーが、グラフィック・インターフェースやプルダウンメニューなどを使わずとも、シンプルなGoogleインターフェースでたいていのことをやってのけるに足るスマートさを持っているものだ、と仮定しているのである。

ちょっと忘れかけていた発想だったので、新鮮だった。偏在するミドルマンか。

 

ユビキタスな時代で、プラットフォームが固定されていない(かもしれない)としたら、”偏在する”チャンスはまだあるってことなんだろうな。