梅田氏のBlogが最終回に。

by tanabe on December 31, 2004

このブログでも何度も話題にさせてもらっていた梅田望夫氏のCNET Japan Blog・英語で読むITトレンド今回で最終回とのこと。

毎日更新を楽しみにしておりました。たくさんの知見とまだ形にならない重要な課題をどうもありがとうございました。

個人的に、この最終回は非常に感慨深かったです。
なぜなら私がブログを始めたのも、今のような更新頻度にしたのも、梅田氏のおかげだったからです。このCNETでの連載を見ていなかったら、今でも私はブログに手を出していなかったと思います。

実は、私のこのブログは梅田氏の過去の記事「Blogは究極の知的生産の道具」を読んで始めました。普段から読書量は多かったものの、得た知識を自分の頭の中で整理しきれていなかったので、この話は非常に興味深い話でした。ともかく実際に試してみようと、とりあえずlivedoorに登録したのが今年の7月。しばらくはだらだらとほとんど更新もせず遊ばせていたのですが、ちょうど11月の頭頃にそれまでの議論もとても興味を惹かれていた「PC世代・ネット世代」論議の続編ともいうべき「ゲーマー世代」の話があり、自分でもこのような話に加わりたいな、と感じたのがきっかけで内容や更新ペースを大幅に変更しました。

結局、トラックバックをできた内容は「高速道路」の話に関してだけだったのは心残りですが、こんな未熟な内容のサイトに目を通して頂けた(ようだ)という最高に嬉しいこともあり、本当に感謝の気持ちで一杯です。

PC世代ネット世代」や「高速道路」、あとは「あちら側」の概念、そして「Google」と現在進行形の非常に興味深いテーマを多く提供して頂いているので、これらは今後もここでも自分の考えを深めていきたいと思っています。

ということで、梅田氏ファンは今後はこちらの"My Life Between Silicon Valley and Japan"を日々チェックです。

  

「ほら、俺ってモテだし。」

by tanabe on December 31, 2004

まずはこちらの記事を参照。

伊藤直也って最低だよね。

「百式: 百式って最悪だよね
 シャーロックホームズの質問術、というものがある。彼によると、情報を引き出すには相手に「それは違う!」と言わせることがまず必要だと言う。」

なるほど、ということでこれみよがしにこんなタイトルでエントリしてみる。

ってことで、せっかくネタを振ってもらっているので釣られてみる。

百式」さん、伊藤氏はネットの有名人なのでいいんだが、うちは三番煎じをしても「あぁ、そう。最低なんだ」って思われるだけで、誰も「それは違う!」にならないのが分かりきっている。それで思いついたのが、このタイトル。これ思いついた瞬間に「それは違う!」と大いに思った自分にちょっとへこむ。

 

「ほら、俺ってモテだし。」

それは違う。

単なるイタイ人だよ、これじゃ。

ぜんぜん違う。

恋愛偏差値低かったしorz

ダンカンさんでも見て心を癒してこよう。。。

  

Ruby 始めました。

by tanabe on December 31, 2004

仕事で片手間にプログラムを書いて、ちょっとした作業なんかを自動化させたくて、Cygwin & Rubyを使うことにしてみた。Rubyの言語体系をちゃんと学んだのは初めてなのだけど、こりゃいいね。片手間の作業でしか使わないのなんて勿体ないので、一度しっかりと学んでしまうことに。

  

美味芋焼酎。

by tanabe on December 30, 2004

四谷・萬屋おかげさんで飲んだ芋焼酎がとても素晴らしくおいしかったので、メモ。

1. 赤江
2. 園之露
3. 誉蔵

特に赤江の濃厚で旨味の強い味は印象的だった。はちまんろかせず以来の衝撃。重たいので、一度に何杯もというかんじではないが、一杯飲んでの満足度は非常に高かった。

  

これも高速道路?

by tanabe on December 29, 2004

ちょっと古い記事だが、ITmediaのニュースから。百式の田口氏に関する記事の中で、田口氏が「あなたにとって、ITとは?」と質問を受ける。以下は、その質問への回答。

 「ITって、すごいね」と、まず一言。

 少し考えて、言う。「シナプスの間の電流。インタラクションが上がれば上がる程、頭が良くなるもの。究極のインターネットは、みんながちょっとずつ頭がよくなる世界になるってことだと思う」。

 「アリの群知性のようなもの。アリはエサを取りに行くとき、足跡に匂いを残す。エサを見付けて同じ道を戻ってくれば、匂いが2倍になる。その道をたどることで、巣とエサが最短距離で結ばれる。つまり、一つ一つとしては単純なプログラムが、全体としてはすごい力を発揮する。ITも、そういうものだと思う」。

  

ブッフバルトに学ぶ攻め時、守り時

by tanabe on December 29, 2004

NumberWeb浦和レッズ監督のブッフバルトのインタビューが載っています。 その中の一節に含まれる内容が非常に私の普段考えていることと近かったので、引用してみます。

 攻撃サッカーを目論むブッフバルトが腐心したのは、リスキーな攻めがネガティブな結果につながってしまう可能性を最小限に抑えること。そのために、選手に主体的かつ積極的な守備意識を植え付けることだった。

 サッカーは、イレギュラーしかねないボールを足で扱う、不確実要素が満載のスポーツである。その中で勝利の確率を高めるために、11人でどう補い合ってプレーするかを考案し、チームとして戦うわけだ。ブッフバルトが意図したのは、戦術的な規制という後ろ向きの方策ではなく、各自の守備意識の高揚という前向きのリスクマネージメント。それは自然と攻撃サッカーを活性化させていった。

ビジネスでも攻めるべき時に攻める=リスクを冒すことができるためには、守るべき部分は守りの意識を高めてメリハリをつける必要があります。守りばかりに気をとられて、対症的な消火活動ばかりをするのは論外ですが、攻め時というのは選ばないとならないんですよね。

  

くるり、またまた新曲情報。

by tanabe on December 29, 2004

くるり、岸田さんの岸田日記で、また新曲情報。

12/22(水)

 脳味噌と耳を休めるために少し寝よう。今日はえらく素敵なゲストがとてもかわい くて透き通ったコーラスを入れてくれました。名曲の予感。

この「素敵なゲスト」は湯川潮音さんなんじゃないかと勝手に期待してます。DISCOGRAPHYから試聴してみてください。

もう一つ気になる情報。

12/24(金)

 祐天寺にあるスタジオで、レスリー(ロータリー・スピーカー)にリッケンバッカーを突っ込み、地下のリバーブ・ルームにもマイクを立てて録る。むっちゃええ音で録れた。天然のリバーブと、天然のフェイズ・シフターは結構すごい。
ピンク・フロイドの「狂気」のエコー感と似ている。プロ・ツールスのプラグインでは「あの」暖かみと立体感は出ない。やっぱし本物は説得力あるなぁ。

そういう音作りの方向に行くんですか。これまた楽しみ。そういえば、今日は中野でライブだったんですね。チケをとっていないので、すっかり忘れていました。石野田さんが行っていたようで。石野田奈津代の1/7ライブも楽しみです。

  

高速道路は結局何なのか?

by tanabe on December 28, 2004

昨日は、「高速道路」の件を考える際に、「経験は貴重だ」という先入観は捨てるべきだという話を書いたが、そういえばここで「高速道路」そのものの話を書いていなかったので、現在の私なりの理解を書いておく。考えるきっかけをくれたのは、昨日に続き梅田氏の「インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞

文字がもたらした情報の時間的な拡がり

人類の発展の大きな要因は言語だという。しかも、文字として残すことが可能になった時点から急激な発展を遂げたという。なぜなら、文字として記録することが、情報の長期保存を可能としたからだ。それまでは一人一人が人生の中で少しずつ得てきていた知恵を、累積することが可能になったのだ。文字の発明は人類に情報の時間的な拡がりをもたらしたと言える。

インターネットは何をもたらしたのか?

インターネットの提供したのは空間的な拡がりだ。人々は居ながらにして、世界中へのアクセス手段を手に入れた。これは副次的なメリットとして、圧倒的な情報更新の頻度を生み出した。世界中の人々が一つの情報にアクセスできるようになったため、以前からは比較にならないスピードで情報が進化するようになった。

情報への時間的・空間的なアクセス効率の良さが高速道路を生み出した

こうして時間的・空間的に有史以来最大のスケールメリットを享受している状態が高速道路の実体なのではないだろうか。つまり、圧倒的な情報伝達の効率化によってこれまで時間をかけて伝えていた情報量を短期間に伝達することができるようになった。それによって、本質的な部分まで咀嚼されて流通している知識に関しては身に付けることが容易になった。その意味では、この高速道路はインターネットの利用をすることで誰でも乗車可能なものなのだ。

高速道路は特殊な人に許されたバイパスではなく、共通のインフラとなる

つまり、私は高速道路の乗り方に慣れとしての巧拙はあれ、今後は誰しもが高速道路の利用者となる時代になると予想している。20代と40代の人が同じ情報を追い掛ける必要はない。各々がそれぞれの必要に応じて追うべき情報を高速乗車で追い掛けることになるだろう。文字を読み書きすることが当然であるように、インターネットという高速道路を使った情報へのアクセスは当然のものとなるだろう。早くその現実を受け入れること、そして体験を積むことを通して読み書きに慣れることだ。これはPC世代の感性の話とは決定的に違い、見える人にだけ見えるという霊感然のものではなく、誰もに平等に与えられたチャンスなのである。

 

なんとなく尤もらしいようにも聞こえるのだけれど、まだまだ自分の中でしっくりと来ない箇所が多くある。特に「渋滞」との関係。ベストプラクティスを真似ようとしても形式だけになってしまい、結局は結果の残せない企業などを思い浮かべると、なんとなく同様の力が働いているような気も感覚的にはするのだけれど、まとめて書けるほど頭の中で整理されていない。もう少し形が見えてきたら、改めて書きたいと思う。あ、あと結局のところ、エンジニアの価値はどうなったのか、についても。

  

経験への自負が高速道路利用の邪魔をする

by tanabe on December 27, 2004

「高速道路」への便乗を阻むもの

梅田氏のダイアリーでこのBlogのエントリを参照して頂いていた。

その内容を読んでいて感じたこと。今後、自分がこの件を考える際に注意をしないといけないと思ったことがあるので、メモとして残しておく。

高速道路の件を語るときに、割と否定的な意見が多いように感じた。これは、「楽して高い技術や知識を得ること」への反感が含まれているようだ。特に「自分が経験してきた過程で得たもの」を「高速道路方式では得られないだろう」という見解は目立った。

経験則は高速道路では到達できない知なのか

たしかに、これは一つの重要なテーマであると思う。なんせ経験知は、高速道路のコンセプトとは対極にあるので、これがもし事実であれば、この「経験則」というものは「渋滞突破」の一つの手がかりかもしれないからだ。いわゆる「ウサギと亀の論理」である。当然、最後は努力家の亀が勝つという理屈。

ただ、この意見は非常に危険な思い込みでもあると思う。そもそも今Blogでこの件に対して意見を述べている人の大半は、「経験が否定されることが都合の悪い人」であるからだ。都合が悪いは言い過ぎとしても少なくとも良い気分ではないだろう。自分が必死に身に付けてきた知識に今の若い連中はあっさりと到達し、あまつさえその努力の過程で得てきた経験知もあっさりと自分の物にできるとしたら、40代のコツコツと努力を続けてきた職人と同等のスキルを20歳そこそこの若僧が身に付けられるとしたら、自尊心が傷つけられることにならないか。この議論をするときに、この「経験が無駄だった」と知ることを無意識に恐れてはいないだろうか。当然の心情だが、ここに一番の危険があると感じる。

「自分の経験は貴重」という先入観は捨てるべき

経験知が貴重な自分の財産であることを証明するのは容易だろう。事実による裏付けをすることもすぐにできる。なぜなら、経験が物を言う世界は、「これまでにあった世界」だからだ。しかし、「高速道路のある世界」は新しい世界だ。この真実を知るために、事実だけによる裏付けを待っていると、そのスピードに乗り遅れるだろう。これからの世界を考えるのに、これまでの世界の理屈である「経験の重み」という先入観はむしろ邪魔になる。結果として、これからの世界でも経験知が一つの重要なファクターではあるかもしれないが、それありきでの議論を頭から信じることは避けなければならない。これまで最も重要と考えられてきたことだからこそ、真っ先にその真偽を疑ってかかる必要性があるだろう。

  

21st Century Boowys vs Himuro - An Attempt to Discover New Truths

by tanabe on December 26, 2004

12/24発売。このライブの本質をよく捉えた作りで感心しました。氷室からの最高のクリスマスプレゼントになりました。

このDVDでの優先順位は、氷室京介が一番。そして、二番目はギターでもドラムでもなく、観客。ドームに満員に入った観客です。実際にライブを見た感想としても、BOOWYの曲達にほとんどアレンジを加えず一番期待されていた姿で 歌いきった氷室にもボーカルとして、ミュージシャンとしての凄みを感じましたが、あの奇跡のような場を創り出せたのは待ち続けた想いをすべてぶつけた観客のとんでもないテンションがあったからだというのは確実で、その意味でこのDVDにはあの日の興奮の一番大切なものが詰まっていました。

  続きを読む

ペンギンのいる居酒屋 漁亭

by tanabe on December 24, 2004

もうタイトル以外に言葉はいらないんで、グルメWalkerの紹介を見てください。

たまたまネット上で見かけて面白かっただけなので、味とかは一切不明。新宿だし、何かと使い勝手はありそうなので今度チェックしてみよう。

  

痴漢男

by tanabe on December 24, 2004

ダンカンさんを見て、そのまま「ものすごい勢いで痴漢に間違えられたスレのまとめ。。」を読みふけっていたらこんな時間。メリークリスマスな日に何してるやら。

結局、ログまとめのSec5までしか読み進められなかったので、明日もこの続きで夜が更けていく予感。

  

Firefox は本当に普及するのか?

by tanabe on December 23, 2004

まずは、伊藤氏のNDO::Weblogからの話題。

Firefoxについて、「今後のウェブアプリケーション開発においては Firefox での利用に問題がないことを重視すべきである」という指摘があります。利用者の傾向を見るとGeekが中心であるから、「マーケットにおける初期段階で Geek に受け入れられるかどうかが勝敗の鍵を握っているようなサービス」はFirefoxでの動作が必須条件となってくるというのは、そのようなサービスの最前線で働いている伊藤氏らしい指摘で、まさにその通りでしょう。
非常に含蓄のある内容なので、そのようなサービスの世界の方はぜひご一読を。

  続きを読む

RSS フィードメーターを付けてみよう。

by tanabe on December 23, 2004

RSS feed meter for http://blog.livedoor.jp/zep716/

駄Blog」さんで紹介されていた放置度メーターfeed meterを付けてみることに。feed meter公式によると、

RSSフィードの「人気度」と「更新頻度」をシンプルに段階表示できたら便利、と思って作ったのが、この feed meter です。

多くのサイト上に、この フィードメーターを設置してもらうことで、RSSフィードの客観的情報を示すことができるようになり、結果的には RSS を利用する人が便利になるのでは、と考えています。

という説明が。星がそのBlogの人気度を、5つの□の方が更新頻度を表しているようです。そして、クリックすると人気度・更新頻度の細かい数値が見れます。うちのようなショボさだと、へこみます。

人気度の基準はよくわからないところがありますが、これ面白いです。ついつい、普段自分が見て回っているところをあちこち生成してみてしまいました。
梅田氏の英語で読むITトレンド伊藤氏のNDO::Weblogは非常に人気度が高くて、livedoorのランキング1位・アキバBlog(秋葉原ブログ)さんよりも好成績。とか、吉岡氏の未来のいつか/hyoshiokの日記がなんとあの眞鍋さんの眞鍋かをりのここだけの話よりも人気度が高いらしい。とか、これだけでも意外と遊べちゃいます。

  

ブログをブラッシュアップするためのフレームワーク 〜付加価値の高いコメントやトラックバックはどうやって生むのか〜

by tanabe on December 22, 2004

Blogでは多くの知的付加価値の高い文章が日々生まれている。これらは、大きく分けて二つのタイプに分けられる。

■情報提供型

新しい事実の提示をもって、新たな知見を生む

■思考提供型

自らの思考内容を提供することで、新たな発見を生む

思考提供型は、さらに二つのタイプに分類が可能だ。

・仮説提起型 − 自らの仮説を提起。問題を投げかける。

・分析検証型 − 事実や仮説を分析・検証し、その内容を構造的に詳細化する。

今回のテーマ、「知的付加価値の高いコメントやトラックバック」を行うためには、どのようにすればよいかをそれぞれのタイプ別に考えてみる。

□ 情報提供型へ付加価値を生む

・So What ?による展開

その情報が真実だとして、つまりはどういうことなのか。いったい何が新しくて、それによってどのような影響が出てくるのか。これらを追求することで、情報に対して奥行を与える。

・Why So ?による展開

なぜそういえるのか。本当に情報のとおりなのか。これを深くつっこむことで、その本質を抉り出す。

□ 仮説提起型へ付加価値を生む

・Why So ?による裏付けを行い、仮説を論理的にビルドアップする。

□ 分析検証型へ付加価値を生む

・So What ?による新たなアイデアの創出を行い、分析の結果を展開する。

 

結局は単なるロジカルシンキングであるが、こう体系立てて思考の深まるやりとりが成立しているブログがまだまだ少ない気がしたので、整理してみた。

Blogの持つ機能というのは、本当に議論を深めるのに適した機能だ。本来は一人で深めて結論まで持っていくべき論理的な分析を、ネットワークを介して分散して行うことができる。

当然、最初にエントリを出す時点でこのSo What ? Why So ?を一通りやってから記事を出されると、その後の議論の展開も非常にレベルが高く本質的になる。この意味で、梅田望夫氏のBlogはお手本のような内容である。最初の問いかけが本質的かつ具体的なので、その後につくトラックバックの内容の高さは目を見張るものがある。ぜひご覧頂きたい。

 

  

『新潟中越地震:2ちゃんねる「電車男」から巨額の寄付』!?

by tanabe on December 21, 2004

ニュースソースは毎日新聞

最初に読んだときには電車から寄付があったのかと思って、驚いて慌ててリンクを開いちゃったよ。なんとも紛らわしいタイトル。

 新潮社は21日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」から生まれた本『電車男』の著者、中野独人さんら関係者が、同社出版の単行本を除いたコミック、テレビ番組、映画での原作使用料を新潟県中越地震の被災者に全額寄付すると発表した。

誰の物でもないストーリーだから、こういう使われ方は心象がいいなぁ。2chお得意のやらない善より、やる偽善魂だね。

ここのBlogにはめずらしくニュースものでした。

  

くるり、まだ見ぬ新作を語る。

by tanabe on December 21, 2004

岸田日記からくるり新作の最前線情報。
いやー、期待は高まるばかり。

 やっとくるりは真剣に音楽に向き合えるようになって来たなぁと実感。ふざけてたり、その場のノリだけで思い付いたことやろうと思ってやりきれてへんかったりしてきたわけですが、音楽を作り出すこととそれを紡いでいくことをきっちりやろうと思っています。今朝がた何となくあがったベーシック・トラックは間違いなく今までのくるりでベスト。年末にかけてトリートメントしていきます。

ミュージシャンの人が自信作を出すときって、本当にとんでもない傑作を出す時か、それとも気負いまくりでアピールしまくったものの、「どうにも違うんじゃない?」という問題作を出すかの両極端のような気がします。体験上。

 しかしこの新曲ええわ。すんごいくるりっぽいにゃけどかなり新境地かもしれません。あんまし言うと聴いたときの衝撃が薄れるからこのへんにしとこ。

まぁ、くるりに限って間違いのあるわけはなく、きっと素晴らしい曲を聴かせてくれるんだろうなぁ。

くるりの曲はしみじみと心の底まで染み渡るので、なんとも楽しみ。ああ、楽しみ。

  

「検索」によるマーケティングに反論?

by tanabe on December 20, 2004

SEM という単語もだいぶ一般的になってきた感があります。
IT系の書籍売り場に行くと、そのような単語に関する本や雑誌が数冊は見つけられるようにもなりました。

そんな最近は効果があることが当然のように扱われるSEMに、一石を投じるかもしれない調査結果が出たようです。

 この調査はYahoo!傘下のOvertureの委託を受けて実施され、今年1〜3月期に上位25の検索エンジンを利用して、家電やコンピュータ製品の検索を行ったユーザーのショッピング動向を調べた。その結果、これら製品の検索を行ったユーザーのうち、実際に製品を購入したのは25%。うち92%はオフラインで購入されていた。特にDVDプレーヤー、テレビ、カメラといった家電製品はデスクトップやノートPCなどのコンピュータに比べ、検索した後にオフラインで購入される確率が高かった。

 オンラインで購入した8%も、検索した直後に続けて製品を購入したのは15%のみで、残る85%はその後別のセッションで購入している。検索してから5〜12週間後に購入したという層が全体の約40%に上った。

興味のある話題なので、単なる紹介で終わるつもりはないので、ちょっと切り口を与えてみたいと思います。

  • オンラインでの購入率は8%。SEM効果の効果は低いのか
  続きを読む

軽い深刻な衝撃。

by tanabe on December 19, 2004

小さなことなのだけど、きっと軽く考えない方が良いことだと感じたので、自戒を込めてエントリとして残します。

テーマは自分の知ってることなんて、自分で思っているよりもずっと頼りない知識なんだから、馬鹿にせずに事実の確認をすることは重要だなぁというもの。

父親が新しい車を買った。久しぶりの新車ということでご満悦。昨日、ちょっと機会があったので、見せてもらったところ、たしかに良い車。内装も非常にしっかりとしていて、話を聞くと走り心地もそれまでの中古車とは段違いで良いらしい。オジサン世代のための車というのは普段あまり見る機会がないので、正直あのレベルの車がそこそこの値段で買えてしまうというのはけっこうに衝撃的だった。

  続きを読む

Say cheese !

by tanabe on December 17, 2004

cheese のライブ@下北沢Garageに行ってきました♪
いや、やっぱ最高です。cheese.

今日は今まで2回よりもちょっと遊び感の高い演奏で、やっていてとても楽しそうでした。聴いてるこちらも聴けば聴くほどテンション上がって、嬉しくなるライブ。この人たちは本当にいいライブをするんです。

曲的には定番。アルバム"freezethecheese"からの曲で、言う事なし。回数聴くほどに、やっぱりライブで聴く方が断然曲の完成度も高くなっていて、映えます。

満喫。

  

石野田奈津代ライブ決定〜☆

by tanabe on December 16, 2004

kiccaじゃなくて、石野田ソロのようです。
石野田奈津代本人のblog「724world☆」から引用すると、こんなかんじ。

さて、ライブのお知らせです。

2005年1月7日(金)
高円寺PENGUIN HOUSE
タイバンです☆オープン19:00スタート19:30

私が高校生の時、初めてライブした開場で、
ずっと好きで、ずっとライブをやらせていただいていた場所で、
来年は、初心に帰って、いっぱいライブをしようと思っているので、
その決意表明を含め、ライブさせてもらいます☆
平日だし、年始なんで、ちょっと難しいって言う人もいっぱいいるとは
思いますが、久々に私の歌を聴きたい方、ぜひいらして下さい☆

この日は石野田奈津代でライブします☆

年明け早々に嬉しいニュース。
”いしのだなつよ”時代以来で、4年ぶり?くらいのライブになるので、どれくらい変化しているかとても楽しみです。

石野田での弾き語り「おいんげぇときちゃーれ」がFAR EAST SATELLITE 第95回にあるので、これを聴いて良いと思った方はぜひライブへ聴きに行きましょう。沁みるよ。

  

保険の価値を感じる時。

by tanabe on December 15, 2004

『週刊 ダイヤモンド 2004-12-18号 保険・年金 最上の選択』で、自分の加入している保険が上位ランクイン。

「ダイレクト定期保険」(オリックス生命)ー死亡保障1位
「シュア 生涯継続型」(ソニー損保)  −医療保険3位

ちょっとうれしい。

  続きを読む

本日の一冊。「センス・オブ・プログラミング!」

by tanabe on December 14, 2004

読んだ本ではなくて、買った本の紹介。
「センス・オブ・プログラミング!」(前橋和弥氏)

この本は、プログラミングの基本事項が様々な角度からまとめられています。特に目新しい内容はありません。一つ一つの知識として切り出すと、例えば「プログラミング作法」に載っているような内容だとか、基本情報技術者の解説本に載るようなレベルの内容が主です。

ただ、それらのバラバラな知識が前橋氏の中で体系的に整理され、特にプログラミングの中で必要となる要素として有機的な塊となり、プログラミングの知恵となっている本だと思います。けして単なる知識の紹介では終わっていません。むしろ知識だけを求めるなら、説明不足の箇所が多いでしょう。
この本は、ここからスタートして特に自分に必要な知識を深めていくという道標のような用途が適していると思います。

ちなみに私の用途はやや異なります。私は自分の学んできた知恵・思想の方向性の確認用に買いました。たまにこういう内容・レベルの本で、だーっと自分の脳の中を探りなおすと、同じような内容を考えたり学んだりしていた時の記憶が思い起こされる気がします。そうして大切な基本に立ち戻りながらプログラミングをすることで、仕事に追われて妙なプログラムを書いてしまったりするのを防げるような気がするのです。

センス・オブ・プログラミング!―抽象的に考えること・データ構造を理解すること

  

面白いなぁ。”デザイナーの為のコンテンツ管理システム” CMS Designer

by tanabe on December 13, 2004

先週、木曜あたりから風邪で死んでます。
この話も先週ご紹介しようと思ったのですが、思いっきりタイミングを外しました。

またまた「福井プログラマー生活向上委員会」さんの所から。
今回の話は、”デザイナーの為のコンテンツ管理システム” CMS Designerのリリースに関する話です。
リンク先の話の通り、配布はこちらとなっています。

本来は、週末に実際に組み込んで試してみようと思っていたのですが、そんな余裕も吹っ飛んで寝込んでいましたので、とりあえずリリースのご紹介だけとします。
配布サイトの文句によると、

 CMS Designerは、ウェブデザイナーさんの為のシンプルで軽量なコンテンツ・マネジメント・システムです。
 貴方は今、blogやCMS(例:XOOPS等)に『あなたのデザイン』を無理矢理埋め込む作業に悩まされていませんか?

 CMS Designerを使えば、あなたはこれまで通りの方法でウェブサイトを作り、思い通りの場所に「更新部分」を埋め込むだけです。

 『はじめに、デザインありき。』

 さぁ、デザイナー本来の作業に戻りましょう!

無料ダウンロードからダウンロードしてみましたが、「なるほどねぇ〜」というかんじです。発想の転換というか、使い心地が良ければすごく面白いソフトだと思います。早く試したい。。

 「お客さんが、サイトの一部を自分で更新したいって言ってるんだけど・・・HTMLスキル無いお客さんだし、どうすればいい?」

実際に知り合いが似たような依頼でFlashのシステム作ったりしていたし、需要もあるんだろうなぁと感じます。知るべき人が存在を知れば、人気が出るんじゃないかなぁ。さっさと風邪治して試します。

  

エンジニアの力を計る質問。

by tanabe on December 11, 2004

エンジニアの面接にあたって、その能力を計るためにどのような質問をすれば効果的でしょうか?考えてみました。

準備 : 自由にメモをできるようにA4用紙を4〜5枚とボールペンを貸し出す。

・あなたの最も好きなプログラミング言語はなんですか?
・その言語でシステムを開発します。設計する際に特に注意している事柄を5つあげてください。
・では、コーディングの際に特に気を付けている点を7つあげてください。

・システム開発には様々な概念があります。一番感動したのはどの概念ですか?二番目は?三番目とその理由は?

・美しいプログラムの条件を具体的に3つ挙げてください。
・つまり、美しいプログラムは何を生み出すと思いますか?

・これは理想を答える問題ではありません。現実的に自分がするであろう行動を答えてください。
あなたはリソース不足のプロジェクトにいます。すでに納期を2週オーバーし、その主な原因はあなたの前任のリーダーにあります。顧客は一日も早い納品を望んでいます。5人のチームを率いるあなたはどのように判断をしますか?不明な点は質問を受け付けます。5分以内に判断を聞かせてください。

(実際に効果を試し、随時更新予定)

# 「どんな人材を求めているかという目的によるだろう」というツッコミをした方、正解です。。

 

  

「コード体系」をどうデータベース設計に落とすのか?

by tanabe on December 08, 2004

いろいろ書きたいネタが溜まってきた。ネタとしてメモを残すのだが、きちっと文章の構成を仕上げるところまでできているのが少なく、どうにもBlogに出すまでにタイムラグができてしまう。

今日はその中から比較的、急いでやった方がよさそうだったやつを。

テーマはデータベース設計。元ネタはこちらから。

「WEB+DB PRESS Vol.21 2004」
特集3 『現場で役立つデータベース設計の基礎知識』
(羽生 章洋氏)

この特集は基礎知識と銘打っているのですが、非常に面白い。特に興味深かった話が、コード体系をどうDB設計に落とすかという話。

コード体系はよく主キーとして使われます。たしかにコードはユニークであるケースが多いですし、当然のこととして疑いなくそのように設計する人も多いでしょう。
社員テーブルを作る時に無意識に社員番号(や社員ID)を主キーに設定していませんか?

  続きを読む

SLAM DUNK 1億冊ありがとう−ファイナル

by tanabe on December 07, 2004

SLAM DUNK 1億冊ありがとう−ファイナルの感想を見つけたので、TB.

つれづれ日記」さんの"つくばとスラムダンク"

BIGMASAの世界不思議発見」さんの"スラムダンク1億冊ありがとう〜現場ルポ〜"

一番バスケに熱心だった中学時代、SLAM DUNKはバスケの師匠でした。今でも最高に思い出深い漫画です。

黒板に完結から10日後の物語が漫画で描かれていたらしい。行きたかった〜。

黒板の物語を知りたくてGoogleで検索かけていたら、2chでストーリーのコピペがあったので、ちょっとレイアウトをいじってこちらに置いておきます。興味のある方はどうぞ。
ただ、グッズは通販があるようなので、「黒板カード」を買って絵付の状態で読んだ方が良いのかもしれません。

緊急告知 -皆様のご希望によりスラムダンク1億冊感謝ファイナルイベントにて販売したスラムンダンクグッズの一部を追加販売決定!
スラムダンクA全ポスター
ジャンプフェスタ2005会場で販売されます。
http://www.jumpfesta.com/
日時:12月18日(土)、19日(日)
   9:00〜17:00(両日とも最終入場は16:30まで)
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ) 国際展示場ホール1〜8
お問い合わせ:ジャンプフェスタ テレホンセンター
       tel:03-3230-8439 12:00〜19:00(土日祝は除く)
*MEKKE!Shueisha shopping pl@zaにて通信販売も予定しております。(2005年春に販売開始予定) http://mekke.shueisha.co.jp/
黒板カード
弊社HPでの注文受付を予定しております。詳細が決まり次第、こちらにてお知らせいたします。
スラムダンクキャラクターTシャツ
弊社HPのSHOPにて販売を予定しております。詳細が決まり次第、こちらにてお知らせいたします。
グリーテングカード・QUOカード
大変申し訳ございませんが、こちらの商品については販売予定はございません。

 

  

恋愛価値鑑定してみたorz

by tanabe on December 06, 2004

ここで恋愛価値鑑定してみた。
スペックの低さにビックリ。
コメントが的を得ているだけに余計にヘコム。
そっとしておいてやってください。。

  続きを読む

ジーコジャパン ドリームチーム 対 アルビレックス新潟

by tanabe on December 04, 2004

いや、見ちゃいました。
ドリームチームはネーミング的に今一つだったんで、試合中にアナウンサーの方が「ジーコジャパン」と言っていたのは、非常によかったです。ジーコもそう呼んでもらう場のためにカズ達を呼んだんだしね。

カズは、こういった派手な場でもやっぱり映える選手だけど、雑誌やニュースでの普段の話を聞いていると、とにかくヴィッセルのこと、そして自分の一試合、一試合に真剣に取り組んでいるのが分かって、そういう姿勢を本当に尊敬します。

そして、最後の一言はこちら。やっぱり本気のサッカーファンはいいコメントをしてくれます。この言葉は最高の誉め言葉だと思う。

試合中色んなコメントが出てくる。
泣けてしまうかなぁ、と思ったけど笑顔で見れた。
やっぱ現役だし全然やれる選手達。

まだまだ、贈る言葉は見つからない。

 

  

FLOWERS OF ERROR vol.18 at 下北沢SHELTER

by tanabe on December 03, 2004

おし、今日の本来の予定記事行くぞ!

cheeseを目当てに中憲の新バンドもチェックしちゃおう、という趣旨で購入した下北沢SHELTERでのイベント「FLOWERS OF ERROR vol.18」
出演バンドはcheese, 中憲率いるSLOTH LOVE CHUNKS, 最後にFOEの3組。

  続きを読む