読みながらぞくぞくした。
こういうときの吉井はきっと何かを起こしてくれる。
彼は勘違いと妄想と現実の狭間で揺れるロックンローラーだから。
2005.04.11
今は割とのんびり過ごしている。しかし頭の中は、自分で言うのも変だけど、
怖いくらい研ぎすまされて、覚醒しているような気がする。(略)ソロとしての初ツアーが始まるから、それの緊張からくるものかとも思っていたけど、
それだけではないらしい。誤解を招くかもしれないが、人生の転機を迎えているような気がする。
吉と出るか、凶と出るか今はわからないが、できている曲が今までとは全く違う空気を持っているし、
この新しい曲が持つ”雰囲気”から察することしかできないが、「扉が開くとはこういうことか」と、
少し驚いてもいる。(略)
一つ言えるとしたら、翼を隠して生きるのはもうやめた。心配しないで、頭は正常です。(略)
今の気分は、イエローモンキーでもYOSHII LOVINSONでもない。俺は吉井和哉だ。
この気負っているわけでもなく、自信に満ちた状態の吉井には覚えがある。そのとき、彼は最高のメンバーと共にSICKSを産んだ。
きっと、とんでもないことになる。これは確信だ。