SIFRで自分のサイトが綺麗なフォントに。

by tanabe on April 17, 2005

fladdict.net/blogさんの「ブログで好きなフォントを使う、SIFR」を読んで知ったのですが、sIFRという技術で、自分のサイトのフォントをアンチエイリアス処理されたなめらかなフォントで表示させることができるそうです。

sIFR (or Scalable Inman Flash Replacement) is a technology that allows you to replace text elements on screen with Flash equivalents. Currently we're at version 2.0 RC4.

FlashとJavaScriptにより実現しているようなのですが、詳細は未読。このブログでも実現できそうなら、ぜひやってみたいのでdoc読んでみます。

効果はExamplesの各サイトを見れば一目瞭然。

Examplesにはありませんが、sIFRのサイトは特に効きがはっきりしているので、ここをJavaScriptの実行を許可したページと禁止したページで読み込んで比較するとその違いがよくわかるはず。

一応、サンプル画像を置いておきます。

sample_sifr_on sample_sirf_off

気になった人は、"Introducing sIFR: The Healthy Alternative to Browser Text"も読むといいかも。まださらっと流し読んだだけですが、詳しく経緯が載っているようです。

Ajaxもそうですが、Webの見せ方への関心が高まっているようですね。新しいアプローチがどんどん出てくるのは単純に楽しいです。


(いきなり追記)

fladdict.net/blogさんへのTBを辿ると、generative.infoさんに日本語での実践例がありました。

sIFRを調査してみました。swfファイルでh1などの表題の文字をJavascriptで置き換えるというテクニックなんですが、これはあらかじめフォントデータをswfで書き出す仕組みになっています。そのために、欧文フォントのみの場合はファイルサイズが大きくないのですが、日本語だと日本語の文字そのものをすべてswfに書き出してしまうために初期段階の読み込みでかなり重たくなるとようです。

なるほど。

欧文フォントのみならかなり使えるのテクニックなのですが、日本語だと以下のようにかなり大きなフォントデータをダウンロードする必要があります。(フォントはヒラギノ角ゴPro W3で実験)

JIS第一標準 1046KB
全文字 2531KB

ということで、日本語で活用するにはもう一歩進んで壁を越えないとダメなようですね。数年経ったら回線が強化されて気にならなくなるのかもしれませんが。

あえて直リンクは貼っていませんが、generative.infoさんには実際に日本語でやってみたページがありますので、ぜひ見てみて下さい。