なぜフリーソフトウェア・プロジェクトへの参加を訊ねるのか。

by tanabe on March 19, 2005

Matzにっき」 さん→「NDO::Weblog」さんと読んでいたら、同じネタを扱っていた。

なぜフリーソフトウェア・プロジェクトへ参加しないのかという質問とその理由が話題となっています。この質問へ興味を示しているのが、そもそもそういった分野で活躍している人だけなのが、なかなか面白いです。こんなすごい面子で考えていても結論出ないだろう!っていうくらい。


意見が出ていたサイトをまとめてみます。うーん、豪華すぎる。(この文章自体は3/15に書いたため、現在はもっと扱っているところは増えています)

発端となった話
言い訳

フリーソフトウェア・プロジェクトに参加していないことの言い訳について
(結城浩氏)

アピール
(かずひこ氏)

フリーソフトウェアの会社への採用応募者がプロジェクトに参加しないのは何故?
(佐渡秀治氏)

言い訳
(まつもとゆきひろ氏)

フリーソフトウェア・プロジェクトへの参加とアウトプット主義
(伊藤直也氏)

3/19現在ではまつもとゆきひろ氏の「続・言い訳」まで出ている。

オープンソース(フリーソフトウェアでもいいけど)はハッカー素養のある人をひきつける傾向があるので、オープンソースへの気持ちを聞くのはハッカー素養の判別に役立つ。ただそれだけのことだ。

すっかり乗り遅れたので、Paul Grahamから引用をして締めてしまう。

雇用しているハッカーがオープンソースプロジェクトに関わるのをいやがる企業があるというのは、私にとっては驚きだ。 Viawebでは、我々はむしろそういうプロジェクトに関わっていない人を雇うのを避けたものだ。プログラマを面接する時、我々が主に知りたかったのは、応募者が余暇にどんなプログラムを書いているかということだった。何かに愛がなければ、それを本当にうまくやることはできないし、ハックに愛があれば、いずれ自分のプロジェクトを立ち上げずにはおれないからだ。

from ハッカーと画家 ---Hackers and Painters

愛だよ、愛。