ニッポンのノーマン・クック

by tanabe on February 20, 2005

向井修徳は日本のノーマン・クックだ。

その雑多な音楽性、祭り好き、神出鬼没の活動ぶり。

大きく違うのはその音楽に込めているものだろうか。ノーマン・クックがありったけのハピネスを詰め込んでいるとしたら、向井がこだわりを込めてたたき込んでくるのは、違和感、混沌、焦燥感、衝動、憧憬、それに生と性への本能だ。

どちらも真摯に音楽に向き合っていながら、これだけ方向性に違いが出てくるのが面白い。まぁ、二人の性質の違いゆえのことだろう。

そんなわけで、日本の誇るお祭り男、向井修徳の参加する今日のliquidroom ebisuでのイベントは見逃せない。行ってきます。