ちょっと古い記事だが、ITmediaのニュースから。百式の田口氏に関する記事の中で、田口氏が「あなたにとって、ITとは?」と質問を受ける。以下は、その質問への回答。
「ITって、すごいね」と、まず一言。
少し考えて、言う。「シナプスの間の電流。インタラクションが上がれば上がる程、頭が良くなるもの。究極のインターネットは、みんながちょっとずつ頭がよくなる世界になるってことだと思う」。
「アリの群知性のようなもの。アリはエサを取りに行くとき、足跡に匂いを残す。エサを見付けて同じ道を戻ってくれば、匂いが2倍になる。その道をたどることで、巣とエサが最短距離で結ばれる。つまり、一つ一つとしては単純なプログラムが、全体としてはすごい力を発揮する。ITも、そういうものだと思う」。