本日の一冊。「センス・オブ・プログラミング!」

by tanabe on December 14, 2004

読んだ本ではなくて、買った本の紹介。
「センス・オブ・プログラミング!」(前橋和弥氏)

この本は、プログラミングの基本事項が様々な角度からまとめられています。特に目新しい内容はありません。一つ一つの知識として切り出すと、例えば「プログラミング作法」に載っているような内容だとか、基本情報技術者の解説本に載るようなレベルの内容が主です。

ただ、それらのバラバラな知識が前橋氏の中で体系的に整理され、特にプログラミングの中で必要となる要素として有機的な塊となり、プログラミングの知恵となっている本だと思います。けして単なる知識の紹介では終わっていません。むしろ知識だけを求めるなら、説明不足の箇所が多いでしょう。
この本は、ここからスタートして特に自分に必要な知識を深めていくという道標のような用途が適していると思います。

ちなみに私の用途はやや異なります。私は自分の学んできた知恵・思想の方向性の確認用に買いました。たまにこういう内容・レベルの本で、だーっと自分の脳の中を探りなおすと、同じような内容を考えたり学んだりしていた時の記憶が思い起こされる気がします。そうして大切な基本に立ち戻りながらプログラミングをすることで、仕事に追われて妙なプログラムを書いてしまったりするのを防げるような気がするのです。

センス・オブ・プログラミング!―抽象的に考えること・データ構造を理解すること